今年のAIRが宮古島で始まります!

あと1週間ほどで、今年のJCDN国際AIRプログラムが宮古島で開始となります!

このプログラムのコーディネートをしています、水野です。よろしくお願いします。

滞在アーティストが、宮古島・翌年の香港でのレジデンスの様子を綴ってもらうため、このblogを開設しました。

右の<About Project>の各ページに、趣旨や概要、アーティスト紹介などを掲載していますので、是非、ご覧ください。

今回は、香港から映画監督Wong Fei Pangパフォーマー振付家Hugh ChoSteve、日本から演出家川口智子パフォーマー 演出家塚原悠也、美術家阿児つばさと、なんとまあ多種ジャンルの構成メンバーが6名集まりました。

香港のレジデンスと合わせて3週間ほどの短期間ですが、作品制作の始めの1歩となります。何もないところから始める滞在制作、そして、その先にあるものに出会うことが楽しみでなりません。

11/15から皆が滞在する家は、宮古島の南端・友利地区に在ります。2014年のAIR事業で5日間の駆け足で滞在した同じ家に帰ってくることが嬉しい。エコハウスという昔からの沖縄の伝統的な造りの民家です。すぐ近くにマリンブルーの海が広がる素晴らしい立地です。

宮古島にあった人頭税という厳しい税制度に耐えるために島民が歌ったとも、この人頭税制度から解放されたときに歓喜に満ちて歌い踊ったともいわれている宮古のオリジナル芸能クイチャー。友利地区のクイチャーも特色あるものだそうです。唄ったり、三線で弾いたり、地域の人が集う区民会館が、滞在するエコハウスの隣になります。

今回のプログラムの準備は、宮古島創作芸能団んきゃーんじゅく代表 ジョニーこと宮里昌吾さん、根間和美さん、狩俣あこさんが中心になり進めていただきました。友利地域や小学校へのアウトリーチ活動の「宮古風」の橋渡し役という大事な役割をしていただいています。改めて感謝!です。来週の木曜には、28度の宮古です。よろしくお願いします。これは隣の友利公民館の入口の写真。4年前に撮影した写真。

 

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主催:NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク

平成30年度文化庁アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業