香港 Day10:滞在制作最終日 by Tomoco
西九文化區を訪問。広大な敷地。2日目に観劇した戯曲中心は出来上がっているけれど、ほんの一部の施設を除いては順番に工事中。2023年にすべてが出来上がるとか。2023年、香港はまた大きく変わっているのだろうな。もちろん、東京も、大阪も、京都も、私たちも。
見学を終えたあと、九龍駅の上のショッピングモールで、とっても上品に美味しい飲茶ランチ。食べながら、今後の展開についての相談。香港チームとしばしのお別れ。
昨年初夏にオープンしたもうひとつのアートセンター「大館」へ。香港島の中心、イギリス統治時代の中央警察署・裁判所・刑務所が一体となってあった場所を競馬の会社が買い取り、遺産保護をひとつの目的として複合的なアートセンターになっている。レンガづくりの壁がいかにも写真映えがいいようで、写真を撮る人多数。先日行ったThe Mills、大館、西九文化區、それから東九龍にもアートセンターができると聞いた。それぞれ色の違う場。中身はどうなっていくのだろう。香港のこれからと共に。
阿児ちゃんとは大館で別れ、夜、2日に1回のペースで通っていたV54近くのマーケットの上のフードコートで塚原さんと最後のビール。
明日から私はもうしばらく香港滞在。ちょうど芸術節の時期なので、香港の若手振付家の上演をいくつか見ます。時間もあるので、中国―香港―マカオをつないだ橋を渡ってみようと思う。次のクリエイションに向けての作業目標もできたので、香港にいる間に少し書き溜めておきたい。ということで、香港作業日記はこれをもって休止。ありがとうございました。